犬の飼い主って。。。

ここ数年、テレビなどで取り上げられているペットの飼い主のあり方について
うちは犬を2匹飼っています
実家にも2匹います　　4匹とも家族同然です
犬を飼ってない方からすると、理解が難しいかもしれないです
最近もテレビで取り上げられていましたが
ペットを捨てる人・飼育を破棄する方が多くなってきているようです
そういった犬たちは、それまで一緒に住んでいた人間に見捨てられて
その後どうなるのでしょうか？？？
野良になって生きていくのもいれば、行政に殺処分されるものも。。。
野良になっていても、行政に保護されそのまま殺処分になっていきます
減ってきているとはいえ、年間まだ３０万頭もの殺処分が行われているそうです
飼育を破棄する理由も、いろいろのようです
よくある理由として
・引越し先で飼えないので
・高齢になって面倒が見れないので
・金銭的理由から
・子犬が産まれて数が増えた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　などなど
しかし最近聞いたあきれる理由として
・ブームの犬種が変わったので飽きた
・部屋の模様替えをしたら雰囲気に合わなくなったので
・大きくなったのでかわいくなくなった
どういうこと？　あほちゃいますか？
海外、特に欧米ではこのあたりのシステムが実によく整備されています
民間団体などが、ほぼすべての殺処分される犬を保護し
飼い主となる人はそこで飼い主としてふさわしいかどうかを家庭環境や収入面などから判断され
その上で、税金を納め飼い主として認められる
妹のいるアメリカでも、ペットショップで犬を飼う人は
情けのない人として、もっというと 人として冷ややかな目で見られる・・
そういったことがあるそうです
ある欧米人に、日本人が
「あなた方の国に比べて私たち日本のペット事情は１００年遅れている」
と冗談交じりで話したところ
その欧米人は
「いやいや１００年なんて　２００年ぐらい遅れてますよ」
と笑われたそうです
これが今の日本の現状なんだそうです
これは僕の個人的な意見なのですが
日本はそういった国に比べて、ペットなどに限らず
文化やスポーツ・・・　逆の言い方すると経済以外のことに対して
すべての評価・関心が先進国の中で明らかに低いと思います
それはこの国の行政の特性でもあると思います
日本が持っている本来もっと評価されるべき産業が、あくまで「遊び」として
位置づけられ、軽視されているように思います
・オリンピックなどのメダリスト
・世界に誇れる日本のアニメ産業
・プロスポーツ選手
などなど　僕が思いつかない物もまだまだあると思います
話は戻りますがｗ
僕はホームページをつくる仕事をしています
この技術で、殺処分される動物・されようとしている動物を少しでも救えないか
と思い、今すぐにできることと思って
里親制度の仲介ができるようなページをつくろうと思いました
もちろんこういったページは良くも悪くもたくさんあるのは知っていましたが
製作にあたり、検索してみるととてもたくさんの
そして行き届いたホームページがありました
これを見たときに、今僕が新たに立ち上げるよりも今できる支援はないかと
そう思ったときに一つのNPO法人に目が留まりました
ＮＰＯ法人 動物愛護市民団体『ＪＣＤＬ』
http://www.jcdl.jp/
本当にたくさんのことをされています
さっそく連絡を取らせていただいて、わずかですが少しだけお手伝いをさせていただきました
近いうちに、一度こちらの施設にお伺いさせていただくお話もさせていただき
快くお返事いただきました
少しのことでいいんです、できる範囲でのお手伝いをできる方は連絡を取ってみてください
最後に、「犬の十戒」というものをご紹介します
どう感じるかは人それぞれだと思います
1.
私の一生は10～15年くらいしかありません
ほんのわずかな時間でも貴方と離れていることは辛いのです
私のことを買う（飼う）前にどうかそのことを考えて下さい。

2.
私が「貴方が私に望んでいること」を理解できるようになるまで時間を与えてください。

3.
私を信頼して下さい．．．それだけで私は幸せなのです。

4.
私を長時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい
貴方には仕事や楽しみがありますし、友達だっているでしょう
でも．．．私には貴方だけしかいないのです。

5.
時には私に話しかけて下さい たとえ貴方の言葉を理解できなくても、
私に話しかけている貴方の声で 理解しています。

6.
貴方がどれほど私を扱っても私がそれを忘れないだろうということに気づいてください。

7.
私を叩く前に思い出して下さい 私には貴方の手の骨を簡単に噛み砕くことができる歯があるけれど
私は貴方を噛まないように決めている事を。

8.
言うことをきかない、頑固だ、怠け者だとしかる前に私がそうなる原因が何かないかと貴方自身に問い掛けてみて下さい。
適切な食餌をあげなかったのでは？日中太陽が 照りつけている外に長時間放置していたのかも？
心臓が年をとるにつれて弱っては いないだろうか？

9.
私が年をとってもどうか世話をして下さい 貴方も同じように年をとるのです。

10.
最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送って下さい
「見ているのが辛いから」とか「私の居ないところで逝かせてあげて」なんて 言わないで欲しいのです
貴方が側にいてくれるだけで、 私にはどんなことでも安らかに受け入れられます
そして．．．．．．どうか忘れないで下さい 私が貴方を愛していることを。
 

作者不明